NLPの基本前提②人は常に現在可能な最善を尽くしている(No.0004)
- しげ
- 2024年2月24日
- 読了時間: 4分
NLPの基本前提②

今日はNLPの基本前提の紹介をします。
NLPを学んで基本前提が本当に大切だなと感じています。
基本前提はブログで紹介しているので気になったら確認してください。
今日は、2つ目の「人は常に現在可能な最善を尽くしている」を紹介します。
人は現在可能な最善を尽くしている
「人は現在可能な最善を尽くしている」と聞いていかがでしょうか?
自分として考えてみると、まさにそうだと思わないでしょうか?僕だけでしょうか?
少なくとも、僕は現在可能な最善を尽くしていると考えています。
今日も僕の経験を書いていきます。
先ずは、僕の事例のから自分視点でこのことを考えてみたいと思います。
僕は、リーマンショックが起きる半年前くらいに、インデックス投資の本を読んで投資を始めました。
たしか、臆病者のための株入門(橘玲著)でした。この本には当時の僕にとっては夢の様な事が書いてあって、市場のインデックスに投資すれば10年で2倍になるとのこと。
※インデックス投資 日本とか、アメリカの株価の平均とかに銘柄を選ばずに市場全体に投資する手法 正確にはググって下さい。
当時小さな子供が2人もいる中で将来的にお金足りるのかなと漠然と思っていた僕は、藁にも縋る思いで投資を始めました!
本に書いてあることも理解が浅いまま、10年で2倍だけ頭に入っている状態でした。
当時持っていた、貯金を全額インデックス投資に投入しました!
なんせ、今まで大体10年で2倍になっているのだから早めに入れたほうが、儲かるのが、早くなるって考えたわけです。
「お金が足りなくなるのでは」と「儲かる方法がわかった!」のこの2つが僕を突き動かし、投資しました。その後の歴史を知っている皆さんなら分かっているかもしれませんが、半年後僕の投資したお金は1/3になっていました。(涙)
後から思えば、もっと調べれば良かったとか、時間的にも平均化してやれば良いのにとか、色々と思うことはあるのですが、その時は、視野が狭くなった状態で現在可能な最善を尽くした行動だったと言えるのでは無いでしょうか?
その時は、詐欺に引っかかる精神状態だったんですね!今となっては、投資で良かったと思ってます。
次は、僕の周りの理解できない人を考えてみましょう。
上の事例と同じで、僕の周りの理解できない人も、最善を尽くしていると思います。
僕の理解出来ない人にも、色んな事情があり、過去があり、色んな思い込みがあるとおもいます。
僕が投資に全額注ぎ込んだように、何か視野が狭いかもしれません。他にも僕の知らない過去があって僕が良いなと思っていることを全力で否定してくることもあるかと思います。
正直腹が立つこともあったり、恐怖を感じることもありますね。
そんな時も「人は常に現在可能な最善を尽くしている」と思えると、恐怖を感じた相手からさっさと離れて、その人なりの最善でやってるんだから無理に説得しようとか?その人を批判するのに時間を使うのではなく、自分の必要なことに時間を使えればと思います。ある意味諦めれる感じではないでしょうか?
そうすることで不必要に仲が悪くなったりすることも減ると思います。
腹が立った相手とかを「許す」と言うことではなくて、腹が立っていることに囚われている自分を元に戻すという感じかと思っています。
自分に不利益な人のことを考えて時間を過ごすのは勿体無いですから…
また、相手が僕の投資の時のように囚われていた場合なども、「この人は最善を尽くしているんだなと思うと」否定してその人との関係を悪化させることではなく、なんでそう考えるんだろうと心から話を聞いて信頼関係を崩さないまま囚われていることを解く事ができるかもしれません。
このように「人は常に現在可能な最善を尽くしている」を元に人とどのように対峙するか判断すると、その人に応じて最善の方法で対応できるのではと思っています。
人は常に現在可能な最善を尽くしている
をあなたの最善を尽くす時の考えに入れてみてはと思います。
NLPの基本原則②しっくりきましたか?
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